第4試合
総合格闘技ルール(5分3R)
1R2分54秒、ヒールホールド

須藤元気

(日本/ビバリーヒルズ
柔術クラブ)
vs ×
ラモン・デッカー

(オランダ/
リングス・オランダ)

試合内容

 “トリックスター”須藤元気が久々の総合マッチでキック界“伝説の男”を迎え撃つ。デッカーは90年代前半のキック界を席巻した超一流ファイターで、“地獄の風車”の異名通りの回転力あふれるラッシュで幾多の強豪を沈めてきた。キック引退以来、今回が4年ぶりの試合となるが、ハードな練習を続けてきたという。これに対し須藤は「相手が“地獄の風車”なら、こっちはジャイアントスイングやバックブローなど回転技で勝つ」と宣言。「格闘技史上初の技で勝つ」とも語っており、一瞬も目が離せないスリリングな展開が期待される。
 
 ゴングが鳴ると、須藤はいつものようにリングを大きく周回すると、上段の前蹴り。さらにサイドに構えてのハイキック、ロボットダンスなどいつものムーブで場内を沸かせる。そしてデッカーのパンチをかいくぐるようにタックルでテイクダウン。ガードポジションで粘るデッカーだったが、須藤はボディにパンチを浴びせると、足関節を取りにいく。一度は立ち上がりパンチを落としていったデッカーだったが、須藤は再び足を取り、完璧にヒールホールドを極めて一本勝ち。圧勝した須藤はマイクを握ると「全力を尽くせば、みんながヒーローになれる。すべては一つです」とアピール。

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コメント
須藤元気
「左ヒザはテーピングで固めて、壊れてもいいつもりで。躊躇なくやれたので、よかったです。デッカーは、思ったより総合ができました。できれば、ジャイアントスイングから入りたかったんですけどね。やはり200戦してきている相手なので、気を抜いたらやられる。宇野さんが3ラウンドの最後にやられてしまったので、あれで気が引き締まりました。4日前には右足の親指を脱臼骨折してしまっていたので、早めに勝負を仕掛けようと思っていました。入場パフォーマンスも、昨日の深夜一時まで練習してしまって。準備期間が短いなかで、こういう結果になったのは、自分としては満足してます。あと、最近の格闘技は、選手よりも興行をやることに意識がいっている。最低でも2カ月くらい前にオファーをもらえるようになれば、みんな調整もしっかりできるし、クオリティの高い試合をできるんじゃないでしょうか。今後の予定ですが、今年は総合一本でやろうと思ったんですけど、総合をやるとMAXもやりたくなる。限定された条件で自分を表現したくなりますね」
ラモン・デッカー
「実際、寝技は1週間しか練習していなかった。キックの世界では24年間やっていたけどね。ぜひ、須藤選手とリマッチで申し出たいと思います。できたら、キックボクシングのルールで。総合に挑戦したのは、新しいものにトライしたいと思ったから。これからも、総合はやっていきたい。ただし、数カ月の準備期間が必要だろうね。立ち技でも、ぜひカムバックしたい。もしかしたら、5月のMAXでみなさんとお会いできるかもしれない」
 
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