第8試合◎スーパーファイト
総合格闘技ルール/5分2R・延長1R/90キロ契約
2R判定2-0
×
金原弘光

(日本/U.K.R.)
vs
ハリッド“ディ・ファウスト”

(ドイツ/ゴールデングローリー)

試合内容

 韓国VS世界対抗戦とは別の特別試合として組まれた、金原弘光VSハリッド“ディ・ファウスト”。打撃と寝技のバランスに優れた金原が、いかに打撃の強いハリッドを攻略できるのか。そこが見所となっていた。

 1R、右フックを打っていく金原。狙いは、組み付いてのテイクダウンだ。差し合いとなり、足をかけて倒した金原だが、その際にハリッドがロープを掴んで反転して上に乗る。レフェリーはそれを見逃さず、スタンドから再開させた。スタンドで勝負したいハリッドは、右フックを放つと金原が転倒。猪木−アリ状態に。再び、スタンドからスタート。金原は片足タックルを仕掛ける。一度は失敗したが、二度目に成功。サイドからマウントポジションを奪い、パンチを落とす。腕十字固めに捉え、腕が伸びきったが、なんとハリッドは回り込んで脱出した。

 2R、執拗に片足タックルを仕掛ける金原。これをかわしてハリッドは、パンチを見舞う。なおも片足タックルで攻める金原は、テイクダウンに成功したが、ハリッドに反転されてしまう。この攻防が続き、勝負は判定へ。微妙なジャッジだったが、ハリッドが勝利を収めた。

クリックで拡大
コメント
金原弘光
「勝ったかなと思ったんで。あれは、20対19です。納得できないです。
今後は、どうだろう…。試合が終わってから向こうがごめんなさい、いつでも再戦しますみたいな雰囲気で挨拶にきたので。パンクラスで近藤選手とやって、上に乗ったら勝ちみたいなのを学んで、今回はコントロールを重視することを考えて、今の総合は極めに行くよりコントロールすることだと学んだんで。ルールブックにも最初にダメージ、次にコントロールと書いてあるし。左目のキズは、反則で負ったもの。他にダメージは一切ないですね」■
 
ハリッド“ディ・ファウスト”
「1Rの腕十字を耐えられたのは、精神的な問題。うちのチームでは大変強い選手がいっぱいいるし、何があっても絶対に諦めないというのが教えなので。そういう風に鍛えている。もともとはキックボクサーだけど、俺はファイターだから。どんな闘い方も好き。たしかに総合に慣れるまで時間がかかったし、今の試合もリズムを掴むまでに3、4分かかったけど」■
Copyright (C) 2006 HERO-S Mail to:
Copyright (C) 2006 G.T.Entertainment, Inc. All Rights Reserved.
当サイトで使用している写真およびテキストの無断転載を禁止します。