第8試合◎スーパーファイト
HERO'Sルール/5分2R延長1R
2R2分25秒、KO ※右後ろ回し蹴り

秋山成勲

(日本/フリー)
vs ×
永田克彦

(日本/TEAM Kings・新日本プロレス)

試合内容
 柔道とレスリングの対決がいよいよ実現。秋山成勲と永田克彦の初顔合わせだ。戦前から、この試合は秋山が道衣を着て闘うかどうかが注目を集めていた。なぜならば永田は、坂口道場で道衣対策をじっくりと練ってきたからだ。これを知った秋山は、「道衣を脱ぐかもしれない」と陽動作戦。これを聞いた永田は、「柔道家が道衣を脱げば、レスラーに近づく。どちらでも対応できる」と強気のコメントで返した。はたして、どんな試合になるのだろうか。

 道衣を着て登場した秋山は、そのまま脱がないで闘うことに。一方の永田は、もちろんレスリングのコスチュームだ。1R、右ローキック、左フックを飛ばしていく秋山。永田はジャブを打ち、タックルのタイミングを計る。そして、永田がタックルに入った。これを切る秋山。すかさず、後ろ回し蹴りを放ったがこれは永田がディフェンス。秋山は構わずに右ストレート、右ローキックと打撃で攻めていく。ハイキック、後ろ回し蹴り、右ストレートととても柔道家とは思えない打撃が続く。

 永田は二度目のタックルに入るが、これも秋山がディフェンス。そして、左右のフック、ストレートと永田に襲い掛かる。アッパーが永田の顔をかち上げる。永田は、片足タックルに入るが、秋山は何とか逃げ延びた。立ち上がる永田に、秋山はアッパー、右ストレートで攻撃。永田が前に出た瞬間、秋山は後ろ回し蹴り。これがまともに入り、永田がボディを押さえてダウン。レフェリーが試合を止めた。■


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コメント
秋山成勲のコメント
「じつは、自分は左アバラを骨折していまして、これはK-1のルスラン・カラエフに今日の決め技で折られたんです。身にしみて技のすごさが分かったので、出せてよかったです。ケガをしたのは、今から2週間前。まだ治っていないのでグラウンドに行くのが恐くて、技の恐さを身にしみて感じたので、それから覚えました。折られて1週間動けなかったので、練習したのは実質1週間ですね。
自分は飲み込みは早いと思うんですけど、すぐにできるわけじゃない。集中的にやったのが大事でした。バックスピンは、まだはっきりと自分のものではないですが、タイミングが命。それがキーになったと思います。レントゲンも撮ったのですが、ケガをして試合をするということで精神的にもう一つ強くなれると思うんです。たとえケガっでも、絶対に試合をやろうと思っていました。気持ちも萎えなかったです。
得意技になる? なるんじゃないですか(笑)。タイガーマスク? 漫画でも興味があるので、実物が出てきたのはうれしかったです(笑)。みのもんたさんをリングに引き上げた時に、目が潤んでいたのがすごく印象的でした。心から応援してくれていたんだなって感じました」■
 
永田克彦のコメント
「打撃をかいくぐっての片足タックルが得意だったんですけど、そこから上になってKOを狙おうと。レスラーは上になってからが強いので。計算違いはタックルを切られたこと。あと、思った以上に圧力に差があったことでしょうね。組み技から来た人は、誰もが打撃に対する壁があると思います。一番は、打撃ですよね。最後は見えたと思うんですけど、ちょうどいいところに入ってきたので。アバラとみぞおちの間に入って、動けなかったです。
秋山選手が道衣を着るか脱ぐかの予想はつけにくいので、半々くらいで考えていました。動揺は、とくになかったですね。これから、まずはみっちり海外修行とかして、トップレベルの選手がいるところで合宿をしたいです。打撃が一番苦手な部分だと思うので。試合は必ずスタンドから始まるし、圧力もかけられてしまうし。昔から海外遠征に行っていましたし、アメリカとかブラジルとか、強い選手がいるところへ行きたいです。先ほどドン・フライ選手から、いつでも来いと声をかけていただいたし、教わってみたいと思います。あとは、伝を頼って。レスリング出身で、勝ち方を知っている人がいいですね」■
 
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