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第9試合◎スーパーファイト
HERO'Sルール/5分2R延長1R |
| 1R0分04秒、KO ※左跳びヒザ蹴り |
× 宮田和幸
(日本/フリー) |
vs |
○ 山本“KID”徳郁
(日本/KILLER BEE) |

王者降臨。ミドル級世界王者の山本“KID”徳郁が、今年初となる試合に臨む。対戦相手は、レスリング元日本代表の宮田和幸だ。「本物のレスラーと闘ってみたかったから、凄く楽しみ」とKIDは、宮田の実力を認めつつ、ワクワクしていた。この試合に向けては、山梨学院大でレスリング特訓。楽しみにしているだけあり、準備もしっかりとやってきた。宮田も、相手がチャンピオンとあって、打撃のトレーニングに取り組み、万全の体勢を整えてきた。激しい試合が予想されるなか、闘いのゴングが鳴らされる。
1R、開始のゴングと同時にKIDは、ダッシュで宮田に近づく。勢いよくジャンプすると、なんと宮田はその場に大の字で倒れていた。KIDは、上からパンチを落とすが、レフェリーが試合終了のゴングを要請。わずか4秒でのKOだった。スロービデオで確認すると、KIDは飛びヒザ蹴りを二段で繰り出している。右のヒザを高く上げてから、すぐに左のヒザ蹴りを出す。これが宮田のアゴに当たり、勝負は決していた。
マイクを握ったKIDは、宮田を気遣いながらも「久しぶりにリングへ上がれて嬉しかった。こういう試合もいいと思うんで。ヤバイ。カッコ良すぎる、俺」と衝撃の勝利に酔いしれた。
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山本“KID”徳郁のコメント
「飛びヒザ蹴りは、狙っていました。あれが当たらなくても、勢いがあれば次のプレッシャーになるから。そう思っていたけど、やると最初から決めていました。決めたのは、3日前。寝る時って、いいアイディアが浮かぶじゃないですか。あっちがタックルに来ることは分かっていたし、飛べばタックルした時に自分はいないなと思って。飛びヒザの練習は、何回かしました。いつも飛びヒザとか練習でやっているんですけど、今回は相手にピッタリなので、それで行こうと。でもあれは、もともと持っているもの。ジャンプ力とか短距離系は、誰にも負けたことがない。いろいろなハンディがあるから、それくらいは負けない自信があります。
今日はベルトも持ってこなかったし、青コーナーでの試合になったけど、つねに挑戦する気持ちが俺は好きだから。チャンピオンになった誇りもあるけど、でもそれじゃあ嫌だと思って。俺は青が好きだから、たぶん主催者側がしてくれたんだと思います。です。たぶん。青が好きだと分かっていたから。ありがとうございます(笑)。
昔のVTRを決めた影響もあります。ライト級時代は、相手は自分よりちょっと大きいくらい。でも70kgだと相手が大きいから、思いっきりぶち当たっていこうっていう気持ちが消えていった。ミスをついていこうっていう試合ばっかりだった。それもいいけど、ここでズバッと最初からぶち当たってみる試合も必要かなって。
4秒でKO? あれかな。歴史に刻めたかな(笑)。インパクトの瞬間は、ちょっと音がしたくらい。グチャッて。で、見たらのびてた。でも、そこで終わらず1、2発は絶対に止めを刺さないとと思った。今後も攻めるけど、スタイルは相手によって変える。
トーナメントのメンバー? 自分の試合前は、あんまり他の試合は見ない。家に帰って見たいです。これから、とりあえず仲間たちとメシでも食ってお祝いします」■
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