第5試合
HERO'Sルール/5分3R
1R0分09秒、TKO
×
山本宜久

(日本/フリー)
vs
柴田勝頼

(日本/ARMS)

試合内容

 前田日明スーパーバイザー(SV)の愛弟子・山本宜久と、船木誠勝氏が総合格闘技を叩き込んできた柴田勝頼のプロレスラー対決が実現する。山本は、「1年くらいの練習でどこまで闘えるかは、実際に闘ってみれば分かる」と挑発し、「船木さんとは19年前から因縁がある」と告白。柴田は、「あまり語ることはない。リングの上で語る」とこれを受け流し、山本は「若さがない。プロレスラーらしくビッグマウスでも吐けっつーの」と見下した。柴田は、「もうそんな時代じゃない」と反撃。二人の舌戦は止まることがなかった。

 1R、山本は左ミドルキックを放つ。その直後、柴田の右フックがテンプルの辺りにヒット。山本が尻餅をついたところに、柴田は右のパンチを次々と打っていく。動きが止まった山本を見たレフェリーは、ゴングを要請。マイクを握った柴田は、「格闘技ファンの皆さん、始めまして柴田です。プロレスファンの皆さん、お久しぶりです。自分はここからが出発です」と絶叫した。■


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コメント
gergey 柴田勝頼のコメント
「(イメージ通り?)イメージ通りです。(パンチの手応えは)多分、折れたんで魂の1発が伝わったと思います。練習した通りにやっただけです。相手も人間なんでね。やっと鎖が外れた感じです。(船木さんからは)落ち着けって。ここから始まるんだって言われました。やっとスタートできますね。自分の研いでいた武器を使う、初試合でした。今日からARMSがスタートしました。(今までのことはここに来るため?)なるべくしてなった、上がるべくして上がったリングだと思っています。すべては必然ですよ。それと、狂犬レスラーって呼ばれているんですけど、狂拳にしてほしいです。(HERO’Sの感想)あの薄いグローブで、人を殴れるのにワクワクしていて、緊張はしなかったです。名古屋に入ってから、時間があれば昼寝をしていましたし。(今後、プロレスは休み?)決め付ける必要はないと思います。格闘家=柴田勝頼=プロレスラーでいいと思います。これからも闘いたいです。トーナメントも見えてきました。行けるところまで行きます」■
 
山本宣久のコメント
「(感想)相手は総合1年半で、どうかなと思っていたけど、彼のフックがすべてですね。(意識が飛んだ?)試合したって感じじゃないです。でも、彼がここまでやってきたプロセスはすごいことです。僕自身、完敗です。これから、柴田選手はすごい可能性を秘めた選手です。僕はまだまだ7回、転んでも8回目、立ち上がるように奮起します」■
gergey
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