コメント

【船木誠勝のコメント】
funaki「(復帰を決意したのはいつ頃ですか?)半月ぐらい前ですね。(きっかけは?)柴田選手をとおしてもう一度選手としての目線でリングを見た時に、なんかやりたくなったという感覚ですね。『やらなきゃいけないんじゃないか』っていうのはあります。あと、去年から桜庭選手の闘いを見ていて、『彼があんなに頑張っているのに自分は放送席で解説をしていていいんだろうか?』っていう自問自答はありましたね。(引退して7年経っていますけどレベルアップしている部分は?)正直、あります。格闘技を見てきて、動きを柴田と一緒に練習しているうちに形になったって感じですね。肉体的にはギリギリかなと思いますけど少しは動くかなと。(ヒクソン・グレイシーとやりたいですか? それとも同年代の選手とやりたいですか?)一回負けた自分が言うのはおかしいですけど、彼の頭の中に2回目があるならやってみたいですね。選ぶのは自分じゃないんですけど。『桜庭選手も田村選手も頑張っているな』って刺激を受けて今回の行動になったので、年齢自体はその2人と変わらないですから。(復帰について誰と相談しましたか?)誰もいないです。ずっと自分だけで、自分と話をして。毎晩毎晩、『本当に上がっていいんだろうか?』って、ずっとそればっかり考えていました。『やるか? やらないか?』しかないので、やると思えばやるし、モヤモヤがあるんだったら今日も上がらなかったと思います。上がるということは一昨日に正式に谷川さんに伝えました。(身内の方は?)母親には昨日、メールで伝えました。やっぱり反対でした。身内の人は『怪我をしてほしくない』っていうのがありますから。まあ、やってるのを見てもらうしかないです。柴田にはバレてましたね、『なんかそんな感じがしました』って。前田さんにも今日伝えたんですよ。前田さんからは『大丈夫か? いろんな技、用意してあるから』って言われました」■

【前田日明のコメント】
maeda「メインはハッキリ言って田村の準備不足ですね。これは昨日今日の話じゃないんだよね。それを一番最初に思ったのが吉田秀彦戦なんだけど今回は話になんない。彼は自分の道場の弟子としかスパーをやっていないでしょ? 本当はそういう仲間内でやっているっていうのは、あらかじめ答えがわかっているスパーなんですよ。ちょっと違うものが出てくると対応できない。対応力は何年も何年もかけて、スパーしてつけていくもの。たぶん吉田戦から彼も感じていると思うんですけどね。今回もタックルにいって、次に何もできない。今回はさすがにファンも怒るんじゃないかな? 秋山云々は面白いと思うけど、今の田村を見ているとその前にやることがあるんじゃないのかなって。(ミドル級トーナメントは?)どれも強敵ですよね。今日、見た限りではヒベイロが要注意。隙がない。マンバはまた一皮むけた。ルールにおいて顔へのヒジは認められないんだけど、所の心が折れたのはアバラへのヒジの一撃。彼は普通に使っていたよね。総合的にはヒベイロだね。仕留め方が肩固めでしょ? あの体勢からは逆に転がされちゃうから普通は狙わないよ。相手はレスリングをやって、グラウンドのバランスのいい宮田君なのにね」

【谷川貞治FEG代表のコメント】
tanikawa「大会全般的には良かったと思います。大変な大会だったんですけど、選手に試合内容で助けてもらいました。田村選手に申し訳なかったのは、準備期間がなかったということ。あとは金選手が頑張りましたね。(ミドル級トーナメントはシャオリンが一番手?)私もそう思います。ただ、今回はカルバンが間に合わなかったんで。もし、次も間に合わなかったらジダですね。あと、所君は勝つと思ったんですけどね。足関節にこだわりすぎた気がしました。宇野君にしろ、宮田君にしろ、マンバに勝った人って胸を合わせてバックを取っているんですよ。ちょっと、所君は足にこだわりすぎたなと思います。でも、田村vs金、永田vs宇野は緊張感があって、いい試合でした。(船木の復帰については?)ボクからはオファーしていません。船木さんが自分でやる気になりました。燃え尽きてない心が、柴田選手を近くで見ててやる気になったんだと思います。まあ、田村選手もいますし、ヒクソン、桜庭選手、秋山選手といろいろ夢のカードがありますよね。ただ、引退してから7年という時間が経っているので、コンディションを整えてやってほしいです。適正体重は85キロだと思うんですけど、楽しみにしていてください。それとハレック・グレイシーは想像以上に良かったですね。グレイシーらしいのが久々に来たなと。クラウスレイとかホドリゴとかグレイシーっぽくなかったですけど、ハレックはグレイシーらしくていいですね。3人兄弟のうちハレックが一番弱くて、上の2人はもっと強いらしいですから。柴田選手はチャンスはあったんですけどね」


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