第8試合◎スーパーファイト
HERO'Sルール/1R・10分、2R・5分/85キロ契約
延長R判定0-3 ※本戦0-1(金)
×
田村潔司

(日本/U-FILE CAMP)
vs
金泰泳

(日本/正道会館)

試合内容

遂に田村潔司がHERO'Sのリングに立つ! 打撃のスペシャリスト・金泰泳がこれを迎え撃つ。まずは金が入場。続いて、田村。もちろん四方に礼。ようこそ、HERO'Sへ!!
1R、ファーストコンタクトは金のロー。田村は左ミドルを返す。田村は金の左ミドルをキャッチするとテイクダウンに成功。しかし金は立ち上がりスタンドへ。金の左ローに合わせ、田村がタックル敢行。テイクダウンに成功。金はガードポジションを取る。金は田村の腰に足を入れると、突き放し立ち上がる。田村は左ストレート、左ロー。金はジャブから右ロー。金の右ローが連続してヒット。田村の右太ももが赤く晴れ上がってくる。田村の左ミドルに合わせ、金が右ストレート。ここで田村がタックルへ。田村は組み付いたまま金をコーナーに押し込むが、ブレイク。金の右ハイを田村がガード。再度、田村がタックル→テイクダウンに成功。金はクローズドガードで田村の動きを封じる。金は立ち上がると、右ストレートをヒットさせる。右ローもクリーンヒットだ。田村も負けじと右ミドルを返す。田村がタックルからテイクダウン。金は下からコツコツとパンチを返す。ここで1R10分が終了。

2R、金の右ローからスタート。田村も左ローを返す。金の右ストレートがヒット。田村のスタミナが切れて来たか? 田村はタックルからテイクダウン。金が下からパンチを放つ。一方の田村は、金に腕を掴まれうまくパウンドが打てない。ブレイク。金の右ハイキックは田村がガードし、そのままタックル→テイクダウンへ。コツコツと鉄槌を落とす田村。ここで試合終了のゴング。勝負は判定へ。判定の結果は1-0で金、延長戦へ突入だ。

延長R、田村が左ミドルから左ストレート。金も右ミドルを放つ。ここで田村が抜群のタイミングでタックルを敢行。テイクダウンに成功すると、上から鉄槌を落とす。ブレイク。田村が再度タックルからテイクダウンに成功すると、執拗に鉄槌で攻める。金の鼻から出血が見える。金も下からのパンチで応戦。スタンドに戻ると、両者、フックの打ち合い。金のパンチが数度、田村の顔を捕らえる。田村は飛びつき腕十字を狙うが失敗。ここで金が田村の上へ。金がこの試合、初めてグラウンドで上のポジションになった。金はパウンドを狙うが、田村は金の首を抱えうまくパウンドを打たせない。判定の結果は……3-0で金! 敗れた田村は金と握手を交わすと颯爽とリング下へ。一方の金は「ヨッシャー!!」と雄叫びを上げると、セコンドたちと共に記念撮影に応じた。■


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コメント
kin 金泰泳のコメント
「疲れました。判定になって勝ったかなと思いました。ルールで延長があるとは知りませんでした。ローがすごく効いたなって感じはありました。延長に入って『気持ちで勝てるな』と実感できたんですけど、総合は田村選手のほうが長いので。普通の選手はあのローで諦めていると思います。(試合前、田村vs秋山という話題になって金選手の名前がなかなか出てこなかったんですけど、むかつきませんでしたか?)阻止できたかな(笑)。やはり日本古来の武道である空手っていうものを背負っていますから『弱い』とは言われたくないですね。『正道空手は一生懸命やっている』というのを世間に見てもらいたいですね。次ですか? やりたい奴はいっぱいいるけど、今は休みたいです(笑)」■
田村潔司のコメント
「足が痛いです。(金は)ローと精神的に強いですよね。思ったとおりにはいかなかったです。グラウンドの防御がすごいので、見習わなきゃいけないと思いました。(今後もHERO'Sに参戦していく意向ですか?)そうですね。今日は負けたので個人としては上がる資格はないかなと思うんですけど、こういう自分に対してオファーが来た時に、自分の気持ちですかね。今日のは落としちゃいけない試合だったと思いますので、それがこういう結果になりましたから次はボク個人としては『しょうがないかな……』と思います。(秋山戦というのは?)階段を踏み外してしまった状態ですから、勝負論で言うと、自分が出る資格はないと思います。(船木さんが復帰を宣言しましたが?)船木さんは自分に厳しい方で2000年に格闘技のつらさや重圧を感じて引退されて、7年間リフレッシュしたと思いますので戻ってくるぶんには反対しないです。やっぱり厳しいところに挑んでいくんだなというのはあります」■
tamura
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