第2試合◎ミドル級世界王者決定トーナメント準決勝戦(1)
HERO'Sルール/5分2R延長1R/70キロ契約

2R判定0-3

×
宇野薫

(日本/和術慧舟會東京本部)
vs
アンドレ・ジダ

(ブラジル/シュートボクセ アカデミー)

試合内容

『HERO'S 2007 ミドル級世界王者決定トーナメント』準決勝第1試合。日本最後の砦・宇野薫とブラックマンバ負傷欠場で急きょ代打出場となったアンドレ・ジダの一戦。まずはジダが桜庭にプレゼントされたという額に“DIDA”の文字が刻まれたストロングマシンを被ってダンスをしながら入場。続いて宇野が白いコスチューム姿で登場。気合い十分の表情だ。
1R、まずはお互い距離をとりながら打撃のチャンスをうかがう。まずは宇野が前蹴り。これは牽制気味で当たらず。突如距離を縮めたジダの右フックが宇野の顔面ヒット! この
一発でぐらついた宇野になおもジャンピングのヒザ蹴りと顔面への蹴りが襲う。態勢を立て直すことができない宇野。ここで宇野が鼻から出血のため試合がストップするが、ダメージなくすぐに試合再開。宇野のタックルを切って上からがぶるジダ。フロントチョークの態勢に。ここはジダも進展なしと離れてスタンドの攻防に移行。なおも鋭い打撃を繰り出すジダに宇野はうまく距離をとりたいところ。宇野の左ハイ、ジダの右ストレートがそれぞれ大きく空を切る。残り30秒。ここにきて宇野が冷静に距離を縮めていく。
2R、まずは1Rに引き続きスタンドの攻防。両者距離をはかる。両者ともにパンチを繰り出すがクリーンヒットはなし。宇野が胴タックルからのテイクダウンを試みるが、腰の強いジダはこれを許さず差し合いの態勢が続く。しかし、宇野が粘りついにテイクダウンに成功。上のポジションをとった宇野はマウントポジションの態勢をとると、小刻みなパンチを振り下ろしていく。だがジダは驚異の瞬発力でこの状況を打破し、スタンドで「来い、来い!」と宇野を挑発する。ジダの右フックで宇野の右目尻から出血。ここでふたたびタイムストップ。これもドクターが続行の判断で試合再開。宇野は果敢にタックルしテイクダウンを試みるが、ここで試合終了のゴング。判定は3-0のストレートでジダの勝利。ジダが決勝に駒を進めた。宇野は無念の準決勝敗退。


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宇野薫のコメント
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※病院での検査の結果、下顎骨骨折(全治6カ月/個人差があるので早まる場合もあり)と診断された。
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